2012.11.07

CMSを使うとHTMLがわからなくても更新でき、効率をアップしてコストも削減できる。

「社内でコンテンツを作成してホームページを更新したい」というのは、CMS導入の理由で多く聞く声の1つだ。

CMSでコンテンツを作成する場合、担当者はブラウザでCMSにログインし、作成したいコンテンツを指定して入力画面(テンプレート)を呼び出し、指定されたフォームにそって「タイトル」「本文」「画像」「投稿者」といった必要な要素を入力するだけでいい。ニュースリリース、お知らせ、商品ページなど、作成するコンテンツごとにテンプレートを作って指定しておけば、担当者はデザインを気にせずに本当に必要なコンテンツの作成だけに集中できる。入力したコンテンツは、CMSのデータベースに格納され、テンプレートと組み合わせて自動的にページを作ってくれるので、HTMLやCSSなどのスキルは必要ない。CMSには、HTMLがわからなくても本文のスタイル変更や表作成などができるように、WYSIWYGエディタという、Word風の編集機能を持った製品も多い。もちろん、手書きのHTMLタグを使った編集も可能だ。担当者のスキルや、コンテンツにあわせて編集方法を選択できるのだ。

日々のお知らせやニュースリリースなど、急ぎの場合や更新なコンテンツの更新は、外部の制作会社に発注せずに自社で行いたいというのはよくある。常駐している外注スタッフを削減したいというコスト問題もあるかもしれない。CMSをうまく使えば、更新のスピードアップだけでなく、コスト削減効果も期待できる。