2014.01.23

レスポンシブWebデザイン - No.21 -      複数サイト構築で増え続ける運営コスト その2

ウェブサイトの多言語化

これからの時代、ウェブサイトに必要なのはデバイス対応だけではありません。ビジネスのグローバル展開が当たり前になっているいま、ウェブサイトの多言語化対応も必要とされています。英語圏はもちろんのこと、中国、韓国、インド、南米などをターゲット市場として、複数の言語にウェブサイトを対応させることが必須になってきている企業も多いと思います。たとえば、デスクトップ向け、スマホ向け、ガラケー向けのサイトを日本語、英語、中国語の3言語で個別に運営する場合、全部で9サイトになってしまいます。潤沢なリソースがあったとしてもそれらを個別に運営するのは非現実的です。

1.レスポンシブWebデザインで全3サイトに

たとえば、上述したサイトをレスポンシブWebデザインで制作した場合、単純に考えると全3サイトの制作と運営で済むことになります。レスポンシブWebデザインで制作する場合、デスクトップのみ向けに制作するよりは初期投資は高くなると思います。しかし、手法が確立して業界のレスポンシブWebデザインでの制作に関する成熟度が上がれば、コストの差は埋まってくるでしょう。多言語対応と言っても、単純に翻訳して掲載すればよいわけではありません。文化や習慣などを考慮し、言語やマーケットに適したコンテンツを用意するための効率的な運用が理想的です。

2.ウェブサイトを成功させるための2つの条件

最も重要なコンテンツに集中するためにも、以下の2つが成功するウェブサイトの必須条件になっていくと思います。

  • コンテンツを細分化しモジュールとして扱い、シチュエーションによって提供の仕方を調整できる仕組みを構築する。
  • レスポンシブWebデザインのようにワンソースで複数端末向けにウェブサイトを提供する仕組みを構築する。

そして、これら2つの条件を満たすために、レスポンシブWebデザインのような手法、CMS、サーバーサイド技術やJavaScriptなどを巧みに組み合わせたハイブリットな政策手法が、広まっていくと思います。

引用元 : 渡辺竜 著 レスポンシブWebデザイン

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