2014.02.16

Photoshop – 古い紙を作ろう! 02

古い紙前日の私のブログ「Photoshop – 古い紙を作ろう! 01」で作成したものを仕上げていきます。 ※紹介する内容はPhotoshop CS5 で作成したものです。 ※画像サイズは540px350pxです。

Step1 紙の輪郭をボロボロにする

Ctrlキーを押しながら、『レイヤー1』のサムネイルをクリックすると選択範囲が選択されます。その状態で「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「縮小」を選択し、縮小量5pixelの値を適用します。 選択範囲縮小
次に、レイヤーウィンドウの下部にある「レイヤーマスクを追加」ボタンをクリックし、『レイヤー1』にレイヤーマスクを作成します。 waste_paper22
『レイヤー1』のレイヤーマスクを選択した状態で、「フィルター」→「ブラシストローク」→「はね」を選択し、スプレー半径15滑らかさ15の値を適用します。はね適用
『レイヤー1』のレイヤーマスクを選択した状態で、「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」を選択し、半径1pixelの値を適用します。 ぼかし(ガウス)
輪郭が古い紙のように、ボロボロにはなりましたがこれでは輪郭が滑らかではありません。滑らかにするために『レイヤー1』のレイヤーマスクを選択した状態で、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」を選択し、下図(背景の白文字部分)の値を適用します。レベル補正 レベル補正を適用すると、下図のように適用前よりも輪郭が滑らかになります。 輪郭が滑らかになった画像
更に古い紙のようなボロボロな感じを出すために、ランダムに破れている部分を追加していきます。 『レイヤー1』のレイヤーマスクを選択した状態で、ツールバーブラシツールを選択し、直径:1px、固さ:0%、描画モード:通常、不透明度:100%で描画していきます。描画色:黒、背景色:白になっていることも確認してください。下図のようになります。 破れ画像
『ノイズ』レイヤーの上に、レイヤーウィンドウの下部にある「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックし、新規レイヤーを作成し『輪郭を暗く』にリネームします。 「編集」→「塗りつぶし」を選択し下図の設定を適用します。 塗りつぶし
『輪郭を暗く』レイヤーに「レイヤー」→「グリッピングマスクを作成」をクリックするか、Ctrlキー+Altキー+Gキーをクリックして、グリッピングマスクを作成します。レイヤーの描画モードはソフトライトに設定します。 ソフトライト
ツールバーの焼き込みツールを選択し、ブラシサイズ30pxのやわらかいブラシ、範囲:シャドウ、露光量:100%を設定します。 waste_paper29
ある程度輪郭を暗くしたら、ブラシサイズ70pxのやわらかいブラシ、範囲:シャドウ、露光量:50%に変更して。少し内側を暗くします。 焼き込みツール4
下図のようになりました。 完成

Step4 傷を追加

『輪郭を暗く』レイヤーの上に、レイヤーウィンドウの下部にある「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックし、新規レイヤーを作成し『傷』にリネームします。 ツールバーの鉛筆ツールを選択し、直径:1px、固さ:100%、描画モード:通常、不透明度:100%でランダムに描画色:黒、白の傷を描画していきます。 傷
『傷』レイヤーに「レイヤー」→「グリッピングマスクを作成」をクリックするか、Ctrlキー+Altキー+Gキーをクリックして、グリッピングマスクを作成します。レイヤーの描画モードはソフトライトに設定し、不透明度は45%にします。 ソフトライト
完成これで完成です。
前回と今回の2回にわたって長くなってしまいました。読んでくれた方お疲れ様でした。 ブログ書き終わるのに、すごく時間かかっちゃいました~wせっかく作った画像なので、別のテクニックで使おうかと思っています。